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2011-11-09

流浪の民

寒くなりました。

最近は野焼きを禁止する自治体が多くて


やたら火を起こしたり、物を燃やしたりは

出来ないのだけれど

たき火しながら、焼き芋が食べたいわ~。



たき火で思い出したんだけど
(また思い出話?いつもの事。ゲラッ)



ジプシーの話。



流浪の民である

ジプシーには

英雄、偉大な解放、

国家創建の神話などが見当たらない。


国家もなければ、

歴史上の遺跡もない。


偉大な過去というような

歴史感覚を持たない民なのだそうだ。



それらに民族的な誇りや

アイデンティティを求める人に対し

何が彼らのアイデンティティを形成するのか?



伝統的な職業の

籠づくり、鍛冶、

音楽や踊り、動物芸といった仕事。



土地や文字による記録をもたない彼らにとって、

自分たちのアイデンティティを示す重要な要素。



彼らの歌や踊りには

人を魅了する共通の風情が

感じられる。





あなたのアイデンティティは?



趣味?


お仕事?


特技?





国家や民族的な誇りを取り払い

人を魅了するアイデンティティ

誰にでもあるのに

自分では気づいていないだけ

・・・かも知れません。





非定住の民の生き方は

冬の「たき火」みたいだと

昔、思ったお話でした。




私のアイデンティティ?




焼き芋とか言ってる時点で

すでにダメでしょう。ゲラッ




<ドイツ語歌詞>
Im Schatten des Waldes, im Buchengezweig,
da regt's sich und raschelt und flüstert zugleich.
Es flackern die Flammen, es gaukelt der Schein
um bunte Gestalten, um Laub und Gestein.
Da ist der Zigeuner bewegliche Schar,
mit blitzendem Aug und mit wallendem Haar,
gesäugt an des Niles geheiligter Flut,
gebräunt von Hispaniens südlicher Glut.
Ums Feuer,            
Ums Feuer, Ums lodernde Feuer
Ums lodernde Feuer in schwellendem Grün,
ums Feuer                
da lagern ums lodernde Feuer
da lagern die Männer verwildert und kühn,
da kauern die Weiber und rüsten das Mahl,
und füllen geschäftig den alten Pokal.
Und Sagen und Lieder ertönen im Rund,
wie Spaniens Gärten so blühend und bunt,
und magische Sprüche für Not und Gefahr
verkündet die Alte der horchenden Schar.
Schwarzäugige Mädchen beginnen den Tanz.
Da sprühen die Fackeln im rötlichen Glanz.
Es lockt die Gitarre, die Zimbel klingt.
Wie wild und wilder der Reigen sich schlingt!
Dann ruh'n sie ermüdet vom nächtlichen Reih'n.
Es rauschen die Buchen in Schlummer sie ein.
Und die aus der glücklichen Heimat verbannt,
sie schauen im Traume das glückliche Land.
Und die aus der glücklichen Heimat verbannt,
sie schauen im Traume das glückliche Land.
Doch wie nun im Osten der Morgen erwacht,
verlöschen die schönen Gebilde der Nacht,
es scharret das Maultier bei Tagesbeginn,
fort zieh'n die Gestalten, wer sagt dir wohin?
Fort zieh'n die Gestalten, wer sagt dir wohin?
Fort zieh'n die Gestalten, wer sagt dir wohin?
Wer sagt dir wohin?

《直訳》
森の木陰に ブナの枝の間に 
何かがかさかさと音をたて 
ささやく声がする
木の葉と岩のまわりに 
色とりどりの姿がめぐり
そのまわりでは炎がまたたき 
光がひらひら揺れている

そこにいるのは生き生きとしたジプシーの群れ
目は光り 髪は波打っている
聖なるナイル河のほとりで母の乳を飲み 
スペインの南国の陽にやかれている

豊かな緑のなかで炎が燃え上がり 
荒々しい男たちが不敵に横たわる
女たちはしゃがんで食事の支度をし 
忙しく古びた杯を満たしている
そして色とりどりの花が咲く
スペインの庭園のように 
輪をつくって唱えごとや歌を響かせる
そして老婆が危険や苦難のときのための
まじないの格言を告げると 
群れはそれに聞き入っている

黒い目をした娘たちが踊り始める
たいまつの赤い輝きがきらめく
ギターが誘い シンバルが響く
踊りはどれほど荒々しくなっていくことか!

夜の踊りに疲れると 
ブナの葉ずれの音が彼らをまどろみへと誘う
そして幸福な故郷を追放された彼らは 
夢のなかでその幸せな土地を見る

しかし今や東方に朝が目覚めると 
夜の美しい姿は消える
夜明けとともに
騾馬がひづめで地面を掻き 
さすらう姿は移動する
どこに行くのか 
誰が君に告げる人がいようか?

Robert Alexander Schumann  Zigeunerleben  Op.29,No.3 “Drei Gedechte”
Emanuel Geibel, 1815-1884
エマヌエル・ガイベル 作詞

ピアノ付四重唱曲として書かれた、《3つの詩 Drei Gedechte》(「田舎の歌」 「歌」 「流浪の民」) の第3曲にあたる。変化に富んだ合唱の名曲で、ガイベルの詩のタイトル、“Zigeunerleben” は 「ジプシー暮らし」 を意味しており、 馬車に乗ってさすらうジプシーたちの一夜の情景を描いています。







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No title

深い記事ですね。

僕のアイデンティティイはやはり日本国民ということです。
こういうことを書くとすぐに 右翼 とかのレッテルを貼られそうですが貼りたい奴には貼らしておけと思っています。

Re: No title

たき火で焼き芋が食べたいなぁって
浅いお粗末な記事でした。(笑)

コメントありがとうございます。

自分の生まれた国を愛せる事や
誇りを持てる事は
幸せな事だと思います。